運動神経は6歳までにほぼ決まる！

2024年8月16日 2024年8月16日ひとのわ整体院院長柴田

ひとのわ整体院院長柴田

こんにちは、ひとのわ整体院です！パリオリンピックでやり投げで金メダルを獲得した北口選手！

北口選手は幼少期に水泳やバドミントンでも全国レベルの選手だったそうです！

なぜ？彼女はこんなにもスポーツが万能なのか？もしかしたら今日のブログの内容が関連しているかもしれません！ぜひ、読んでみてください！

今回は「子どもの運動神経の発達」について、スキャモンの発達発育曲線を用いて解説します。スキャモンの曲線は、子どもの成長過程におけるさまざまな体の要素がどのように発達するかを示したもので、特に運動神経の発達を理解する上で非常に役立ちます。

スキャモンの発達発育曲線は、人体の成長を「神経型」「リンパ型」「一般型」「生殖型」の4つのタイプに分けて、その成長過程をグラフ化したものです。それぞれのタイプが異なる速度で成長することを示しており、特に神経型は子どもの運動神経の発達に密接に関係しています。

神経型の発達は、出生から急激に進み、6歳頃までにほぼ成人の80%程度まで発達します。この時期は、神経系の発達が著しく、子どもの運動神経が最も急速に発達する時期です。特に、3歳から6歳までの幼児期には、運動神経が急成長し、バランス感覚や運動能力の基礎が形成されます。

この時期に適切な運動を取り入れることが重要です。例えば、バランス感覚を養うための遊びや、基本的な運動スキルを育む活動が推奨されます。この時期に運動を取り入れることで、神経系の発達が促進され、将来的な運動能力の基礎が築かれます。

6歳以降、神経型の発達はゆるやかになり、12歳頃にはほぼ成人と同じレベルに達します。この時期は、基本的な運動能力がさらに洗練され、技術的なスキルを身につけるための重要な時期です。スポーツや遊びを通じて、子どもたちは協調性や反射能力を高めていきます。

適度な運動を継続する：運動神経の発達には、定期的な運動が欠かせません。子どもの年齢や発達段階に応じた運動を取り入れることで、神経系の発達が促進されます。
バランスの取れた食事：神経系の発達には、栄養バランスの取れた食事が重要です。特に、神経伝達物質の生成に必要なビタミンやミネラルを摂取することが大切です。
十分な睡眠：睡眠中に脳は新しい情報を整理し、神経回路の発達を助けます。成長期の子どもには十分な睡眠が必要です。
ストレス管理：過度なストレスは、神経系の発達に悪影響を与える可能性があります。リラックスできる環境を提供し、ストレスを軽減することが大切です。