踵骨回外・回内と骨盤の歪みについて
こんにちは、ひとのわ整体院です!今日は「踵骨回外(しょうこつかいがい)」と「踵骨回内(しょうこつかいない)」について詳しく解説し、その状態が骨盤の歪みにどのように影響するかをお話しします。足首の回外・回内の問題は、全身に影響を及ぼすため、早めの対処が重要です。

踵骨回外・回内とは?
踵骨回外(しょうこつかいがい)
- 定義: 足首が外側に傾く状態。足の外側が持ち上がり、内側が下がる動きです。
- 見た目: 足首が外側に倒れ、アーチが高く見えることがあります。
踵骨回内(しょうこつかいない)
- 定義: 足首が内側に傾く状態。足の内側が持ち上がり、外側が下がる動きです。
- 見た目: 足首が内側に倒れ、偏平足のように見えることがあります。
どのような影響があるのか?
踵骨回外の影響
- 足首の痛み: 足首に過度の負担がかかり、痛みや炎症が生じます。
- 膝や腰の不調: 足首の不安定さが膝や腰に伝わり、痛みや不調を引き起こします。
- 歩行のバランス悪化: 正しい歩行ができず、バランスが悪くなります。
踵骨回内の影響
- 偏平足の進行: 足のアーチが崩れ、偏平足が進行します。
- 足底筋膜炎: 足底筋膜に過度の負担がかかり、炎症を引き起こします。
- 膝や腰の痛み: 足首の回内により、膝や腰にも不自然な負担がかかり、痛みを引き起こします。
骨盤の歪みに与える影響
踵骨回外や回内の状態は、足首だけでなく骨盤の位置にも影響を及ぼします。
- バランスの崩れ: 足のアライメント(配列)が乱れると、体全体のバランスが崩れます。これにより、骨盤が前後や左右に傾きやすくなります。
- 腰痛や背中の痛み: 骨盤の歪みは腰痛や背中の痛みを引き起こします。骨盤が不安定になると、脊柱(背骨)にも影響を及ぼし、全身の筋肉や関節に負担がかかります。
- 姿勢の悪化: 骨盤の歪みは姿勢の悪化を引き起こし、さらに足首や膝、腰に不自然な負担がかかることになります。
原因
1. 不適切な靴の使用 狭すぎる靴やサポートのない靴を長期間使用することで、足の構造に負担がかかります。
2. 運動不足 足の筋力が不足すると、足首のサポートが弱くなり、踵骨の回外や回内が発生しやすくなります。
3. 遺伝的要因 遺伝的に足の形状や筋力が弱い場合、踵骨回外や回内になりやすいことがあります。
4. 加齢 年齢とともに筋力が低下し、足首の安定性が失われることがあります。
改善方法
1. 適切な靴の選び方
- サポートのある靴: アーチサポートのある靴を選び、足首の安定性を保ちます。
- カスタムインソール: 足の形に合ったインソールを使用し、足首の傾きを補正します。
2. 足の筋力トレーニング
- タオルギャザー: 足の指でタオルをつかむ運動で、足裏の筋力を強化します。
- かかとの上げ下げ: かかとを上げ下げする運動で、足首とふくらはぎの筋力を強化します。
3. ストレッチ
- ふくらはぎのストレッチ: 壁に手をついて片足を後ろに伸ばし、ふくらはぎをストレッチします。
- アキレス腱のストレッチ: 足を前後に開き、前足の膝を曲げてアキレス腱を伸ばします。
4. 専門家の指導
- 整体や理学療法: 専門家の指導を受け、正しい歩行方法や姿勢の改善を図ります。
- 足専門医の診察: 足の専門医に相談し、適切な治療法を見つけることも重要です。
まとめ
踵骨回外と回内は、足や体全体の健康に大きな影響を与える問題であり、骨盤の歪みにつながることもあります。正しい靴選びや筋力トレーニング、ストレッチを日常生活に取り入れることで、改善することが可能です。足に関するお悩みがある方は、ぜひひとのわ整体院までご相談ください。皆さんの健康を全力でサポートいたします。また、公式LINEでは健康に関する情報をお届けしていますので、ぜひご登録ください。
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